ニキビ跡の赤みはどうして出来る?消すには薬が必要?

ニキビがやっと良くなってきたと思ったら、跡になってしまった…。
跡が赤みになってしまうと余計に目立ってしまいますよね。消すためにはどんなケアをするのがいいのでしょうか。薬を使ったほうがいいのか、他にいい方法があるのか迷ってしまいますよね。
そこで、今回はニキビ跡が赤くなる原因と、それから考える跡の治し方をご紹介します。

ニキビ跡が赤みになってしまう原因

ニキビにも色々なタイプがありますよね。
最初は白くて固いニキビが出来て、そこが炎症を起こすと赤いニキビになってしまいます。
ニキビ跡はこの赤いニキビの跡として残ることがあるんです。
ニキビは悪化すればするほど跡になってしまう上、治りにくいと言われています。
潰してしまうなんてもっての他です!そんなことをしている人はいませんよね?

炎症を治しているから

ニキビはアクネ菌が起こした皮膚の炎症によって出来てしまいます。
炎症を治そうとして、何もしなくても身体は頑張ろうとするんです。
具体的には、ニキビの炎症を治すために毛細血管が集中します。
血液中の白血球がアクネ菌と戦って退治するため、毛細血管が拡張するんです。
これは、普通の傷口でも同じことが起こっていますよ。
ニキビ跡も怪我の傷と同じで、自然治癒力で治そうと身体は頑張ってくれるんですね。

毛細血管が集まって拡張している場所は赤くなって目立ちます。
肌に透けてしまうとニキビ跡が赤く見えてしまう、ということなんです。
肌のターンオーバーが正常に起こるなら跡がなるべく残らずに治ると言われています。

毛細血管がうっ血している

炎症を治すために集まる毛細血管ですが、炎症が酷くて皮膚の奥の層の真皮まで到達してしまうと、
毛細血管がうっ血してしまい赤紫っぽい色をしたニキビ跡になってしまいます。心当たりはありませんか?

炎症が起きると毛細血管が破壊されてうっ血し、その結果として赤血球の中のヘモグロビンが赤紫や紫に見えてしまうんです。
ヘモグロビンに酸素が行き渡らないと、変色して紫や黒っぽくなってしまいます。
この状態で放置してしまうと、色素沈着したニキビ跡の原因になったり、治るのに時間がかかるようになってしまいます。
出来ればこの状態になる前にケアしたいところです。

お酒が原因でニキビが悪化する?

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お酒を飲むと顔が赤くなる人も多いですよね。それは、お酒を飲むと血行が促進されるためです。
ニキビが出来ている時に飲み会などでお酒を飲むと、炎症が起こっている場所にさらに血液が集まって悪化してしまう原因になります。
せっかく治ってきたニキビが、飲み会に行ったら再発しちゃった!…というのは、自然なことなんです。
既に治っていたはずのニキビ跡も目立ってしまうことさえあります。
「ニキビが治りにくいな」と思っている方、最近お酒を飲む機会がたくさんありませんでしたか?
お酒だけでなく、飲み会は夜更かしや栄養バランスの偏った食事など、生活習慣の乱れの原因になってしまいます。
ニキビが良くなるまではなるべく控えられるといいですね。
出席してもノンアルコールにするなど気をつけることをおすすめします。

ニキビ跡を治すためにはどうすればいい?

では、ニキビ跡が早く良くなるようにするにはどうすればいいのでしょうか。
ニキビに限らず、肌荒れには正しい方法で洗顔した後に保湿し、必要な成分を化粧水などで補ってあげるのが一番です。
ここで正しい洗顔・保湿の方法をおさらいしてみましょう。

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しっかり出来てる?正しい洗顔・保湿の方法

  1. 洗顔料をよく泡立てるために、まず手を洗います。
  2. 洗顔料を細かい泡を作るようにしっかり泡立てます。泡立てネットを使うと早く泡立ちますよ。
  3. キメ細かい泡が卵1つくらいの大きさになったら、皮脂の多いTゾーンから優しく洗い始めます。
  4. ごしごし擦らず、なるべく指は肌に触れないようにしましょう。その後は顎や頬など、顔全体を洗います。
  5. ぬるま湯で丁寧にすすいで洗い流し、洗顔料が肌に残らないようにします。お湯の温度は33℃~36℃くらいにします。
  6. すすいで泡がきちんと落ちたら、清潔なタオルで顔を押さえるようにやさしく水分を拭き取ります。くれぐれもごしごし擦ったりしないで下さいね。
  7. 水分を取った後はすぐに化粧水をつけます。
  8. 次に、美容液をつけてしっかり成分を浸透させます。
  9. 乳液やクリームをつける場合は美容液の一番最後です。肌の表面に薄く油分で膜を作って水分・有効成分の蒸発を防ぎましょう。

ニキビ跡に効く成分って?

「市販のスキンケア用品や薬を使いたい」という場合、どんな成分が入っている物を選ぶといいのでしょうか。

ビタミンC

ビタミンCには強い抗酸化作用があります。
ニキビを悪化させる活性酸素を取り除く働きがあり、色素沈着の原因となるメラニンの生成を抑制・コラーゲンの合成を促進してくれるんです。
炎症が起こっている場所はメラニンが生成されて色素沈着が起こりやすく、跡になりがちです。
ビタミンCにはこれを予防して肌のターンオーバーを整え、跡を治してくれるんです。
ターンオーバーの正常化は美肌にとって欠かせません。
多くのスキンケア用品には、肌に浸透しやすいように「ビタミンC誘導体」の形で配合されています。

L-システイン

アミノ酸の一種であるL-システイン。ビタミンCと併せて摂取することでさらに効果をアップさせる成分です。
メラニンの排出・抑制を促して色素沈着を防いだり、肌のターンオーバーを促す働きがあります。

ビタミンA

ビタミンAには肌のターンオーバーの促進効果があります。
ビタミンAの一種・レチノイン酸は「トレチノイン」とも呼ばれ、皮膚科で処方される薬に配合されている成分でもあります。
ニキビ跡での効果が高いと言われていますが、使用法・量を誤ると副作用が起きる可能性が高く日本での販売は認められていません。
化粧品に含まれているのはビタミンA系のレチノールが多いです。
肌に浸透して効果を発揮しやすスキンケア用品に配合されているのは、レチノール誘導体の「パルミチン酸レチノール」と呼ばれる成分です。
レチノイン酸よりも効果は低めですが、肌に与える刺激はそのぶん弱いので安心して使えることから利用されています。
ターンオーバーを促すほかに肌にハリや弾力を与える効果もあるので、毛穴の開きが気になる場合にもおすすめです。

どうしても良くならない時は…

自力でのスキンケアでどうしても良くならない時は、皮膚科や美容クリニックの受診も1つの手です。
皮膚科では肌の状態を診察してもらい、薬を処方してもらうこともあります。
塗り薬や、ビタミン剤などの飲み薬のこともあります。
ビタミン剤は市販薬でもありますが、処方薬の場合だと吸収率が高いものであることもありますよ。
保険が効く場合は3割負担で購入出来るのもありがたいですね。
美容皮膚科の場合は、基本的に健康保険が使えず、自己負担の施術や処方になることが多いようです。
ただ、ずっと昔から残っているニキビ跡のレーザー治療など、専門的な施術を受けることが可能です。
カウンセリングが無料のクリニックも多いので、気になる方は一度試してみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

ニキビやニキビ跡の赤みの原因と、その改善法をご紹介しました。
炎症を治すために毛細血管が集中することが赤みの原因なんですね。
炎症が治まるまで、お酒はなるべく控えめにするのが良さそうです。
全て肌荒れの改善に共通しますが、洗顔・保湿を正しい方法で行ってしっかり美容成分を補給するのが一番の近道です。
どうしても良くならない場合は皮膚科や美容皮膚科を受診して、薬を使うことも視野に入れてみましょう。