ニキビ跡がクレーター状になる原因は?改善・完治する方法はあるの?

ニキビの跡がデコボコしたクレーター状になってしまったらショックですよね。
赤くなった後で自然に良くなるニキビもあるのに、気になる跡になってしまうものも…。
一体、ニキビ跡がクレーター状になってしまうのはどうしてなのでしょうか。
改善する、完治するためにはどうすればいいのでしょうか。
今回は、クレーター状のニキビ跡についてまとめました。

クレーター状のニキビの跡が残る原因は?

まず、ボコボコのニキビになってしまうのはどうしてか原因を知るところから始めましょう。

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ニキビ跡が出来る原因は、種類によって違う

一言で「ニキビ跡」と言っても、赤かったり、白っぽかったり、茶色っぽくなっていたり…色々な種類がありますよね。
どうしてこんなにバリエーション豊富なのでしょうか。
程度が軽いものは残らずに治すことが出来ますが、重症の場合は中々消えないものも。

ニキビは、アクネ菌などの細菌が皮膚で炎症を起こすことによって出来ます。
炎症が起きてしまった結果、皮膚が赤くなって跡が残ることがあります。
この場合はまだ比較的治りやすい段階で、肌の新陳代謝「ターンオーバー」が正常に起こることで段々薄くなっていきます。
皮膚の奥まで炎症によるダメージを受けてしまった場合は、炎症によって受けた刺激でメラニンが生成されて色素沈着の原因となってしまうのです。
シミと同じように、茶色っぽくなってしまうニキビ跡ですね。

クレーター状のニキビは重症!

赤みや色素沈着して残ってしまったニキビ跡よりも重症なのが、クレーターのようなデコボコのニキビ跡です。
炎症が皮膚の奥、真皮層にまで到達してしまったことが原因で起こります。
真皮層が破壊されて、肌が正常なターンオーバーを行えずに周りの皮膚とサイクルがずれてしまう。
また、傷を治そうとしてコラーゲンをはじめとした繊維を過剰に再生してしまうことでデコボコになってしまうのです。
クレーターにも種類があり、それぞれ

  • ボックスカータイプ
    へこみの底が平らで、箱のような形に陥没している円形・楕円形のニキビ跡
  • アイスピックタイプ
    幅は2mm程度、円錐状にへこんでいるニキビ跡
  • ローリングタイプ
    幅は4mm以上と広めで、平らの部分が少なてゆるやかに陥没しているニキビ跡

と分類されています。
こうなってしまうと、セルフケアで改善するのは中々難しいのが現実です。

クレーター状のニキビ跡が出来やすい場所はある?

ニキビは、一般的に皮脂腺が発達している場所に出来やすくなっています。
特に、顔周りのこめかみや頬はニキビが出来やすく、クレーター状になりやすいです。
肌の乾燥によって炎症が起きやすくなり、代謝が衰えるのも肌がダメージを受けやすく、回復しにくいので注意しなければなりません。
なるべく乾燥を防ぐため、しっかり保湿するのがニキビ予防には大切です。

「オイリー肌だから」と肌がテカるのを嫌う方がいますが、それはかえって逆効果。肌が皮脂を過剰分泌してしまうのを防ぐには、しっかり保湿することが大切です。

クレーター状のニキビ跡、治療法は?

クレーター状のニキビ跡が出来てしまっても、諦めるのはまだ早いです!
完治への一番近道は、美容皮膚科などプロの施術を受けることです。
もちろんセルフケアも重要ですが、先ほどもご紹介した通り、クレーター状になったニキビ跡はかなり重症。
ケアには限界があるので「どうしても綺麗に治したい!」という場合は美容皮膚科・クリニックをおすすめします。
保険が適用されないので自費診療になることは覚えておきましょう。

実際、どんな治療が行われるの?

クレーター状のニキビ跡によく行われるのは「レーザー治療」です。
レーザーにも色々な種類がありますし、その他にもピーリング、FGF治療などの方法があります。
それぞれどんなものなのか見てみましょう。

レーザー治療

レーザーで肌の表面を削ってターンオーバーを促すことで、綺麗な肌にするという治療です。
ニキビ跡の治療では最もポピュラーなものと言えます。
施術時に痛みを伴うことがあったり、肌がターンオーバーさせるために一時的に跡が残ってしまう事があります。

炭酸ガスレーザー

レーザー治療の中でも有名です。水分に吸収されやすい波長のレーザーを当てて、肌のターンオーバーを促します。
内側から再生することでデコボコを目立たなくする、という仕組みです。

フラクショナルレーザー

たくさんの小さな点状にレーザーを当てて、皮膚のターンオーバーを促します。
1回の照射で5~15%の皮膚が入れ替わるフラクセルと言われるフラクセル
最新のものでは従来よりも更に深い皮膚の層まで届くブリッジセラピー(アンコア)など種類は様々です。

クールタッチレーザー

レーザーと同時に30℃の冷却ガスを当てる方法です。
他のレーザー機器のように、施術後にかさぶたや腫れなどの跡が残りにくいと言われています。

ピーリング

皮膚の一番外側にある古い角質層を除去するのがピーリングです。
これによって効率的に肌のターンオーバーを促します。
レーザー治療よりも肌への刺激は少なめですが、治療は比較的に長い期間かかることが多いです。

ケミカルピーリング

薬剤を使ったピーリングです。
皮膚に角質を溶かして剥がれやすくするピーリング剤を塗ります。
AHA、BHAなど薬の種類は様々です。

クリスタルピーリング

酸化アルミニウムの微粒子を肌に高圧で吹きつけて角質を削るピーリング法です。
ケミカルピーリングが受けられない、肌が弱い人でも可能です。
角質を削る厚さを調整できるので、目の周りなどの肌の薄い部分でもOK
同じような原理でダイヤモンドピーリングもあります。
これは、ダイヤモンド粒子が付着した金属バーを使います。
何だか高級感があるネーミングですよね。

マックスピール

レーザーとピーリングの融合とも言える方法です。
超微粒子のカーボンを塗った皮膚に赤外線レーザーを当てて、古い角質や毛穴の汚れを燃焼させてピーリング効果を得ます。
毛穴引き締め効果もありますよ。施術期間は比較的長めです。

FGF治療

クレーター状になってしまった肌の凹んだ部分にFGF(線維芽細胞増殖因子)を注射して、肌を再生する細胞を増殖させる治療法です。
ニキビ跡の凹みに直接働きかけるので非常に効果的だと言われています。
コラーゲン・ヒアルロン酸を注入するよりも効果が長持ちすると考えられているんです。
レーザーなどと併用して、クレーターの表面を滑らかにしてから凹んだ部分にFGFを注入する方法もあります。

治療期間、費用などは個人の肌の再生サイクルや施設によって変わって来ます。
治療を希望する場合は、カウンセリングなどでしっかり納得のいく説明を受けるようにしましょう。

自分で出来る予防法はある?

治すのが難しいクレーター状のニキビ跡ですが、その前に予防してしまえば問題ないですよね。
予防方法も合わせてご紹介します。

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正しい洗顔・保湿を行うこと

ニキビは肌で起こる炎症です。
炎症を起こさないためにも、なるべく清潔にして適度に潤った状態にするのが大切です。
ニキビが出来ているからといって、一日に何度も洗顔するのは逆効果。
必要な皮脂まで落ちてしまい肌が乾燥、余計刺激に弱くなってしまいます。

規則正しい生活習慣をこころがけること

ニキビ跡を改善するのは、肌のターンオーバーです。
治療を行うのも、効率的にターンオーバーを促すのが最終目的ですよね。
睡眠不足、油もの・甘いものを食べ過ぎる食生活、過度なストレスなどは代謝に影響します。
ニキビが出来てしまったら、まず最近の生活習慣を見直してみましょう。

まとめ

クレーター状のニキビ跡について、原因と改善法をご紹介しました。
重症化してしまったのがクレーター状のニキビ跡。
残念ながら自力でのケアは難しいですが、完治させたい場合は美容皮膚科など専門のクリニックを受診するのが一番です。
日頃のスキンケア、生活習慣を見直すことも忘れずに!
もしも迷っている方は、一度無料相談など受けてみるのもいいかもしれませんね。