残暑の頃の体調不良!残暑バテの原因と対策とは!?

8月8日の立秋から9月20日の春分の日までの暑さの事を「残暑」といいます。しかしながら現代では、夏の暑さも厳しくなり、連日35度以上の猛暑日や、高温注意報が出たり、立秋と言っても、この頃から暑さが厳しくなる時期だと思います。

また、家庭やオフィス、外出先では必ずエアコンがついており、室内の気温と、外気の温度差が激しかったり、身体に負担がかかりちょっとした体調不良を感じることもあるでしょう。

夏なのに、風邪をひいてしまった、身体がだるくて重い、などの体調不良を感じたことはありませんか?

お子さんも伝染病や体調不良になることも多いでしょう。大人でも激しい暑さや、疲れを感じますので、子どもはさらに、元々抵抗力や体力がないうえ、身長も小さいので地面やアスファルトからの照り返しがさらにきつかったり、体調も崩しやすいのです。

その夏の暑さから身体を守るための休みが「夏休み」の理由であることを考えると、大人も子どもも夏は身体を休めることの大事さがわかりますね。

よく「夏バテ」といいますが、暑さが厳しくなり、夏の疲れが蓄積されたころ起こる体調不良を「残暑バテ」と呼びます。夏バテの繰り替えして蓄積された「残暑バテ」の原因を考え、少しでも症状を軽減できる対策を知って快適な残暑を過ごしましょう。

 

これは残暑バテ?残暑バテの症状とは

 

なんだかいつもと身体の感じが違う、お子さんの元気がないなど様々な症状があると思います。「夏バテ」は夏の暑さで食欲が落ちたり、身体にだるさが残る程度だと思います。

しかし、それを繰り返し疲れが蓄積されたり、冷房の冷えと外気の暑さの温度差で血液の巡りがわるくなって「自律神経の低下」が見られ、疲れがどっと出始めるのが「残暑バテ」です。では、具体的にどんな症状が出るのでしょうか?

 

寝不足でスッキリと目が覚めず、目覚めが悪い

胃がもたれ、食事がとれない

身体がだるく、ずっと疲れている

日中、頭がぼんやりしている

立ちくらみや、ふらふらとする感じがする

下痢や便秘

こんな症状が出てきたら、「残暑バテ」を疑ってもいいでしょう。症状はこの他にも考えられますので、お子さんの小さなサインも見逃さないようにしていきましょう。

 

どうして残暑バテ?いつもの生活なのに?残暑バテの原因とは?

いつもと同じ生活をしているのに、どうして、いつも間に残暑バテを引き起こしているのでしょうか?その原因はとはこのようなところに潜んでいます。

 

暑さによる疲労の蓄積とストレス

夏は他の季節よりも気分が開放的になり、活発に活動しがちです。そのため、無理をしすぎてしまうことが多いのではないかと思います。

日中暑い為涼しい夕方以降に活動をしてしまい、いつもより長めに残業をしたり、夏の夜長を楽しんでしまうことも。お休みだと、お子さんもいつもより、寝る時間が遅くなりますね。それなのに、寝苦しくて寝れずに、寝不足になったり。お休みの日には海水浴やイベントも目白押しです。 大人も子どももそうですが「楽しい」といつまでもそれを続けたいと思い、また「できる」「元気だ」と思ってしまいます。しかし、体力には限界があり、やりすぎてしまうとまず身体に疲れが蓄積され、放っておくと制御が効かず、急に気力を失ってしまうことがあるのです。やりすぎてしまうと楽しいことも「ただのストレス」になってしまうことを覚えておくといいですね。

 

冷房の気温の温度差による自律神経の乱れ

体の温度を一定に保てなくなる原因の一つが、自律神経のバランスが乱れることです。体温の調整は「交感神経」と「副交感神経」から構成される自律神経によって行われています。

「交感神経」は活動しているときに働いて、体の温度を上げる働きをします。「副交感神経」は休んだり眠ったりするときに優位に働き、体の温度を下げる働きをします。

暑い夏になると「副交感神経」が優位に働いて血管を拡張させ、体の熱を放出しようとします。身体が冷たいのに汗が出ているなんてこともありますね。

冷房の効いた涼しい場所では熱を逃がさないように、「交感神経」が優位に働いて血管を収縮させます。夏に暑い外から冷房の効いた涼しい室内に入ると、熱を放出する「副交感神経」から熱を逃がさない「交感神経」に切り替わるのです。

このように、「交感神経」と「副交感神経」の切り替えを繰り返していると、自律神経が対応できずに混乱し、自律神経の乱れへとつながります。自律神経は体の温度を調節する機能以外にも様々な機能を持っています。そのため自律神経が乱れると、体調不良を引き起こす原因となってしまうのです。

 

 

冷たいものの取りすぎによる内臓の冷え

症状の一つとして、「だるい」というものがありました。だるさの原因としては、主に消化吸収機能の不調が考えられます。

じつは、これは食欲減退にも関わっているのです。

暑いと冷たいさっぱりしたものを飲んだり食べることも増えます。これを繰り返していると、胃液が薄まることで、胃腸が冷えきってしまいます。冷房などの外的要因でも、胃腸は冷えています。お腹を触ると冷たいことはありませんか?

消化吸収能力が弱ってくると、栄養が上手く吸収できずに、体力が落ちてきます。食欲が落ちてくると、自然に冷たいさっぱりしたものを身体が欲して、また冷たいものをたべる・・・という悪循環が起きてしまいます。

冷たいものを食べたり飲んだりすることにより、胃腸の消化吸収機能がおとろえ、体力消耗につながり、そして消化吸収機能の低下から体力が低下して、免疫力も低下してしまい、結果的に、風邪をひきやすくなったり、感染症をもらいやすくなったりしてしまいます。

 

主な原因を挙げてみました。自分では中々改善できないこともありますが、原因を知ることで気を付けられることもたくさんありますね。

 

 

快適な夏を過ごしたい!残暑バテの対処法とは?

 

では、これらの症状や原因を知り、どのように対処したらいいでしょうか?簡単にできる対処法を挙げてみたいと思います。

 

軽い運動をする

「汗が出るので、身体は動かしたくない」と思いがちですが、身体を動かす事で血行をよくしたり、コリをほぐしたりしましょう。ストレッチや散歩など少し身体を疲れさせることで、眠りも深くなります。血行が良くなることで、胃腸の動きもよくなります。

 

豊富な栄養をとる

食欲が減退し、冷たい麺類などが多くなりますが、豚肉や大豆などのビタミンB1を含む食べ物を食べるようにしましょう。ビタミンB1は麺、パン、白飯に含まれる糖質をエネルギーに変えてくれます。さらに、老廃物を排出して、疲労回復に効果があります。

 

ゆっくりと入浴する

暑い時期はお風呂もバスタブにつからず、シャワーで済ませることも増えます。38度~40度程度のぬるいお湯につかり、冷房などで冷えてしまった身体の芯から温めます。こうすることで、乱れてしまった自律神経のバランスをリセットさせることができます。身体が温まることで、眠気を誘うこともできます。

 

身体を温めるものを摂る

アイスクリームや冷たい飲み物、冷たい麺類などを食べたり、飲んだりすることが増えますが、その1杯をあたたかい飲み物に変えたり、ショウガやネギなどに香辛料など身体に熱を与え、内臓から温められるものを摂るようにしましょう。

 

冷え対策を自分でする

冷房が強い、オフィスや乗り物の中、デパートなど、冷房を避けることは難しいですね。暑い時でも、スカーフや、カーディガン、ジャケットなど身体を冷えから守れるものを携帯しましょう。寝る時も、薄着になり、身体を冷やしがちです。お腹や足はできるだけ冷やさないように気を付けましょう。

 

まとめ

残暑バテの症状や原因をお伝えしてきました。

最近では、残暑の時期が長く、いつまでも暑い日が続くこともありますね。そんななかで、

残暑の体調不良は毎日の生活の中に、原因が潜んでいることがわかりました。

自宅やオフィス、乗り物やお出かけした先の冷房や、毎日食べている食べ物で身体を冷やしていたり。それを繰り返していることで、わからないうちに内臓の機能が低下して、自律神経が乱れてしまい、疲れの原因になっていることがわかりました。

そして、自身でちょっと意識するだけで、対策を知り、実行してみるとよいでしょう。

軽い運動で血行を良くしたり、食欲がない時にも、豊富な栄養を摂ったり、シャワーをお風呂に変えたり、温かい飲み物や、身体を温める食べ物を食べたりも普段の生活でちょっと意識できますね。冷房に対しては、公共の場所では避けることができませんので、自分の衣類や持ち物でもコントロールすることができます。

ちょっとした「意識」と「対策」で快適な夏を過ごしましょう。