突然の耳鳴り。高音でキーンとなる原因は何?

ほとんどの方が耳鳴りは経験していると思いますが、耳鳴りにも音域のような物がありキーンと高音のものから、ゴーと低音のものまで様々です。
この音の高さにより、耳鳴りの原因も変わってきます。
そもそも耳鳴りとは音がしていないのに何かが聞こえる状態で、その原因は体の危険信号の発信音なのですが、なぜそれが耳鳴りとなって表れるのかは現代の医学でも解明されていないそうです。
個人的に、突然キーンとなる高音の耳鳴りは昔から頻繁にありました。
数分でおさまるので特に問題視していなかったのですが、耳鳴りが良いものではないのは知っていました。
そうであれば、何かあった時のために危険予知として知っておくのも大事です。
今回は、高音でキーンとなる耳鳴りについて詳しくお伝えします。 

キーンとなる耳鳴りの原因

 最も耳の内側に位置する内耳もしくはそれと繋がっている聴覚神経に異常が発生すると、脳が誤った信号を入力してしまい高音の耳鳴りが発生します。
聴覚神経に異常が発生する原因としては、加齢やストレスに多くあります。
しかしそれ以外にも顎関節症や難聴、近頃多いのは自律神経失調症、脳梗塞といった大きな病に関与している可能性があります。
自律神経や脳梗塞も、やはり原因としてよく言われるのは加齢やストレス。
よって、耳鳴りの根本的な原因となるのは加齢とストレスです。

耳鳴りとストレスについて

耳鳴りの原因として多いのが「ストレス」と先述しましたが、なぜストレスが原因で耳鳴りになってしまうのか?
人間の体は凄くて、日々のストレスを感じると耳から入ってくるストレスを取り込まないようにするんです。
例えば、苦手な上司に今日も何か言われる・・・という時、まだストレスも限界に達していなければ単なる苦痛となるのですが、ストレスが限界に達していると不思議な事に「キーン」という耳鳴りが聞こえてくる場合があります。
精神的なストレスにより起こる身体現象なのですが、自律神経のバランスが乱れてしまっています。
しかし、このキーンという耳鳴りは体が危険だよ!という音だと認識しましょう。
なぜなら、精神的なストレスが原因で自律神経はすぐに乱れます。
そして「自律神経失調症」や「メニエール病」というよく聞くような病気になりがちです。
これらの病気になると、他にも色んな症状が出てきます。
耳鳴りだけじゃなく、眩暈、動悸、ドライアイ、偏頭痛など、ひどくなると日常の生活にきたすレベルのものがでてきます。
なので、キーンという耳鳴りが長い時間聞こえ始めたら、安静にするのが一番です。
ストレスが溜まっているんだ!とリフレッシュするのではなく、体を休めましょう。

耳鳴りと加齢について

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ではなぜ、年をとると耳鳴りがする事があるのか?
それは、結局ストレスなんです。
年をとってくると、体も衰えてきて聴力も低下します。
おばあちゃんが耳が遠くて、大きな声でゆっくり話した経験、ありませんか?
私の祖母も耳が遠く、同じ事を何度も繰り返し大きな声で話していました。
しかし家の中だといいのですが、外は色んな音が邪魔をして聞こえないということも多々。
結局、祖母が質問しても答えが中々聞こえないので、祖母も私も会話を諦めざる得ない事もしばしばでした。
こうやって次第に、身近な人ともコミュニケーションがスムーズにいかないとなると、精神的孤立化になっていきます。
これで祖母は鬱っぽくなりました。
会話したいけど、聞こえない。
補聴器を使っても、会話以外の音がうるさ過ぎて使いたくない・・・と。
それで、耳が遠いのによく「耳鳴りがする」と言っていました。
精神的なものだろうと医者からも言われましたが、実際に日々のコミュニケーションがとりずらくなっているのが原因で精神的なものから耳鳴りがしていたのです。

耳鳴りと難聴について

耳鳴りと難聴は深い関係になります。
耳鳴りの症状が出ている人の9割は、難聴でも悩まされているというほど、耳鳴りと難聴はセットに近いのです。
この難聴はお年寄りのように、加齢で聞こえずらくなっているのが原因ばかりじゃなく、大きな音の中で長時間働いたり、常にイヤホンやヘッドホンで大音量の音楽などを聴いているような方も難聴になりやすい傾向にあります。
大きな音の中で長時間過ごしていると、聴力機能が低下し、結果、耳鳴りが聞こえてくる事があるのです。
もし加齢以外の原因で難聴になっている場合、初期の段階で処置すれば聴力は元通りになります。
逆に、初期の段階で症状が分からず処置しなければ回復は見込めません。
難聴になると、必ず耳鳴りがするという訳ではありません。
耳鳴りを起こさずに徐々に難聴になっていく方もいます。
途中の段階で気付かないと聴力を失ってしまうことになりかねません。
少しでもおかしいな?と思ったら専門の病院で検査する事をオススメします。

突発性難聴による耳鳴り

何の前触れもなく起こるのが、この突発性難聴による耳鳴り。
加齢でもなければ、職業病など環境が原因でもない耳鳴りで、ある日突然急に耳鳴りが起こります。
この症状は、年々増加傾向にあり、日本全国でも3万5千人を超えるほどの患者がいると言われています。
この場合、耳鳴りの他にも雑音が聞こえたり、耳に何か詰まったような感覚があります。
時にはめまいを伴うので、メニエール病と似ている場合もあります。
多くは、自己免疫の病気を抱えている事が多い突発性難聴。
原因を特定しずらく、4050第の中年の方は特に要注意です。
ですが、幼い子供や高齢の方でも発症する事があり、すぐに専門医にみてもらうのが先決です。 

風邪や花粉症による耳鳴り

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子どもに多いタイプですが、風邪を引いた影響でキーンという耳鳴りが起きる事があります。
大人でもごく稀にあるようです。
花粉症に毎年悩まされており、同時にキーンという耳鳴りが起こった場合は風邪のウイルスが原因である事がほとんどです。

腫瘍による耳鳴り

耳鳴りがなかなか止まらないケースで、内耳の奥に脳腫瘍があったというケースもあります。
この場合も、高音のキーンという耳鳴りが起こります。
また、片耳のみの聞こえが聞こえにくくなるのが典型的な症状です。
片側の前庭神経のみに腫瘍が出来るため、片耳が聞こえにくくなります。
脳神経にできる腫瘍は、初期の段階で気付くことがほとんどであり、良性腫瘍なので転移の心配などはありません。
しかし、腫瘍ができる場所によります。
内耳の奥に腫瘍が出来てしまうと、頑迷神経とその周辺の血管が圧迫されるため顔面が痺れてしまったり、痙攣が起こるというような症状も現れます。

耳鳴りに効くツボ

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耳の穴の入り口にある三角形の突起の前方に「聴宮(ちょうきゅう)」と呼ばれるツボがあります。
また、耳たぶの後ろあたりの窪みに「えい風(ふう)」と呼ばれるツボがあり、この2つが耳鳴りに効果的である代表的なツボです。
あまり強く押さずにゆっくりと円を描くようにして押すのがコツです。
耳鳴りが起きたとき、ぜひこの2つのツボを押してみてくださいね! 

まとめ

キーンと高音の耳鳴りが起こる大きな原因は、ストレスからくる体に悪影響を及ぼす要因の1つととらえた方がいいかと思います。
しかし、ストレスがない日常を送るのはとても困難です。
ストレスとは上手に付き合うしかありません。
しばらくしておさまる耳鳴りは、あまり心配はいりませんが少なからず体がチョットしんどいと信号を発している証拠でもあるので、そのような時は無理をしないように心がけましょう。