綺麗なクリスマスツリーを作ろう!この飾り玉の名前は何?

一年に一度のお楽しみのクリスマス。12月に入るとお家のクリスマスツリーを飾り付ける方も多いのではないでしょうか。

「毎年クリスマスツリーを飾っても、何となく上手くいかない…」「この飾りはいったい何のためにあるんだろう?」そんなことを思ったことはありませんか?

この記事ではクリスマスツリーのオーナメントの種類から綺麗な飾り方までを解説していきます。色々な色の謎の玉にも実はちゃんと名前がついているんです。

これを参考に、今年はお店のディスプレイのようなクリスマスツリーをめざしましょう!

 クリスマスツリーの由来

そもそも、なぜクリスマスツリーが飾られるようになったのでしょうか?

クリスマスツリーの起源はドイツです。ドイツはクリスマスマーケットも盛んですよね。クリスマスツリーの由来は色々ありますが、「永遠の命の象徴」としてヨーロッパの厳しい冬の中でも葉を落とさない常緑樹が尊ばれたそうです。また「モミの木に宿る小人が村に幸せを運んでくれる」という信仰にちなんでろうそく、花、食べ物などを吊るして小人が出て行かないようにする風習があったようです。現代のオーナメント飾りにもこのモチーフが使われていますね。それからドイツではクリスマスツリーの飾りつけが一般的になり、その後はろうそくの他、電球や様々なオーナメントが飾られるようになったということです。

日本でのクリスマスツリー

日本では1860年、プロイセン王国の使節オイレンブルクが公館に飾ったのが最初です。1874年には原胤昭により明治大学の前身の築地大学で行われたクリスマス・パーティーに、日本初のサンタクロースと共に登場しました。1885年に横浜で開業した明治屋が1900年に東京銀座へ進出すると、銀座のクリスマス飾りは広く行われるようになりました。現代の銀座のクリスマス装飾はこんなに昔から続いていたんですね。同じ頃には神戸でクリスマス用品の生産が始まり、日本に定着していきました。

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クリスマスツリーの飾りの名前と由来

クーゲル

色々な色の飾り玉です。正式にはこんな名前だったんですね。このボールは禁断の木になる知識の実、りんごを表しています。アダムとイブの神話に出てくるりんごですね。元々はりんごそのものを飾っていたようですし、今もりんごモチーフの飾りはあります。赤だけでなく色々な色がありますが、それぞれが持つ意味は

赤→キリストが流した血の色(生命力)

白→キリストの清さの色(純潔)

緑→常用樹の色(永遠)

金、銀→キリストの気高さや高貴さの色

ということだそうです。

トップスター

聖書には東方の三賢者が、今まで見たこともないような星に導かれてキリストの誕生を知った、という話があります。その時賢者たちを導いた星(ベツレヘムの星)を表すのがクリスマスツリーの一番上に飾る大きな星です。

トップエンジェル

トップスターと意味は同じで、イギリスではスターでなくエンジェルを飾ることが多いようです。

ろうそく(イルミネーション)

光輝く星を表し、「世を照らす光」とされるキリストを指しています。昔は本物のろうそくに火を灯し、近くに水を汲んだバケツを準備していたそうです。しかし技術が進歩し、火事を避けるために次第に電飾になったそうです。今もろうそくが飾られている場合もあります。

ひいらぎ

魔よけの意味が込められています。ひいらぎは赤い実をつけてぎざぎざの葉っぱを持っていますが、キリストが頭に被ったいばらの冠とキリストの流した血をあらわしているそうです。

キャンディケーン

杖の形をしたものです。赤と白のしまになっているものが多くみられるのではないでしょうか。羊飼いの羊が迷わないように導く杖をあらわしていて、「困っている人がいたら手を差し延べなさい」という意味がこめられています。

リボン

「愛を結び合う」という意味がこめられています。

クリスマスリース

円形のクリスマスリースは、始まりも終わりもない「永遠の愛」をあらわしています。

上手なクリスマスツリーの飾り方

クリスマスツリーの由来も飾りの意味もわかったところで、早速飾り付けていきましょう!

クリスマスツリーを広げる

本物のモミの木を用意して飾るお家は日本ではごく少数派、大抵は折りたたんで収納できるタイプのクリスマスツリーを飾るお家だと思います。

ツリーを広げる段階からちょっと気を配っておきます。下の枝からバランスよく広げていきます。下の枝→上の枝、大きい枝→小さい枝の順に広げます。全部を規則的に平行に広げてしまったり部分的に密集していると綺麗に見えません。中が見えるくらい広げましょう。この後飾りつけで見えなくなってしまうので、気にしすぎなくてもOKです!

オーナメント飾りを選ぶ

枝につるすオーナメントを選びます。大きいツリーに少しだけの飾りは寂しく感じますし、小さいツリーにぎゅうぎゅうに飾りつけしても美しくありません。ボールはツリーの表面の20%程度として、これをベースにキャンディケーンやリボンなど別の飾りをつけていくのがバランスよく飾るコツです。

イルミネーションを飾る

イルミネーションの数も、オーナメントとバランスを見ながら飾るのが良いでしょう。巻きつけるタイプはツリーの上の方かららせん状におろしていくのが綺麗です。先端は幹の内側に落とし込んでからスタートすると目立たなくなります。巻き終わったコードは根元のあたりでまとめるとごちゃごちゃしなくて済みます。

オーナメント飾りを飾る

いよいよオーナメントを飾っていきます。最初はトップスター/エンジェル→大きいもの→小さいもの→雪やガーランドなど、の順に飾り付けるとバランスよく出来ます。同じ系統の色が隣にならないようにすると綺麗です。大きいものは等間隔に飾り、その後で小さいものや数の多いものを配置していくのがいいでしょう。オーナメントの色の種類を少なくすると大人っぽく、カラフルにすると華やかな印象になります。

クリスマスツリーの根元を隠す

意外と盲点になるのがクリスマスツリーの根元。せっかく綺麗に飾り付けても根元にコードが散乱しているのでは台無しです。ツリーを飾る前に木箱に入れて鉢植えの感じを出す、布を巻きつける、専用のカバーをつける、欧米風にプレゼントでいっぱいにしておく…など最後に一工夫してみましょう!

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クリスマスツリーって本当はいつから出すものなの?

綺麗な飾りつけ方法もわかったところですが、クリスマスツリーは一体いつから出すものなのでしょうか。街はハロウィンが終わるとすぐにクリスマスモードに入っている印象を受けますが…。欧米ではサンクスギビングデー終わりやアドベント(クリスマスの4週前の日曜日)始まりの、大体クリスマスから4週間ほど前から飾って降誕節の終わる1/6まで楽しむのが風習だそうです。日本はクリスマスの後すぐお正月が控えているので、1月まで出しておくのはちょっと慣れない感じがしますね。

まとめ

クリスマスツリーの由来から綺麗な飾りつけ方法までを紹介しました。あの飾り玉は「クーゲル」という、込められた意味と共に特別なものだったのですね。日本でも最近は時期が近づくとクリスマスマーケットが行われる場所もあります。本格的な飾りもあるので選んでみるのも楽しいと思います。今年はクリスマスオーナメント飾りの意味も感じつつ飾りつけをするのも楽しいのではないでしょうか?美しいツリーで楽しいクリスマスを過ごしましょう!