普段は長いお休みが取れなくても、年末年始の冬休みだけはわりと長くお休みが取れる人も多いいのではないでしょうか?せっかく、普段より長くお休みが取れるなら、ちょっと足を延ばしてヨーロッパまで行くのはどうでしょうか?今回は、年末年始の海外旅行にお進めしたいヨーロッパの国を、見どころとともに紹介します。
年末年始ヨーロッパ旅行のお勧めはココ!!
イギリス ロンドン
イギリスのロンドンでカウントダウン
カウントダウンはイギリスのロンドンのテムズ川で!!
毎年行われる“London New Year’s Eve Fireworks”という、カウントダウンイベントが行われます。
イギリスの象徴のBig Benのチャイムとともにカウントダウンがはじまります。
Big Benのチャイムが鳴り響くロンドン。これで一気に気持ちが高まります。
音楽に合わせて、沢山の花火が放たれて、ロンドンの街が花火で照らされる美しい風景は世界中の人々から人気です。
このイベントに参加するにはチケットが必要になります。日本からも申し込みが出来、テムズ川クルーズディナーチケットなども販売されています。
年末年始セール
年末年始は日本のイメージだとどこもお休みですが、イギリスはカトリックの国。クリスマスはどこもお休みですが、年末年始はバーゲン商戦の熱気で溢れています!!
クリスマスは終日お休みというところが多いのですが、年末年始はほとんどのお店が通常営業もしくは午前中のみのお休みになっています。
老舗のハロッズでも最大75%オフに!!開店前から並ぶ人もいるぐらいです。
イギリスブランドと言えば、ハロッズのほかにも、ローラーアシュレイやキットソン、バーバリーやトワイニングスの紅茶など。
英国王国の伝統と威厳を感じる、トラディショナルな品々が人気ですが、さすがイギリス。高級なお品が多いいです。
年末年始のセールで、掘り出し物が見つけることができるかもしれません。
フランス パリ
パリのイルミネーション
パリの街はクリスマスイルミネーションがとても綺麗です。クリスマスと言えば12月25日ですがイルミネーションは1月末までずーとやっています。
ヨーロッパの冬は、日が短く寒いのですが、空気が澄んでいて、石畳の建築物にイルミネーションは本当に美しく幻想的です。まだまだ、街はクリスマスの飾りも残っていて、さらに新年の飾りもあり、本当に美しいです。
フランスは休日が多いい事で有名です。クリスマスから1月4日ぐらいまで、フランス国民はお休みになる人が多く、街も祝日ムードで賑わっています。
とはいえ安心してください。観光大国でもあるフランス。美術館など観光名所は、年末年始は通常営業していますので、美しい街並みを堪能しながら、フランス観光もしっかりできます。
イギリスからフランスまではユーロスター(鉄道)で行くことができますし、欲張って2カ国回るのもおススメです。
イタリア ローマ
大人な雰囲気の古都ローマ
イタリアと言えば陽気な国民性と、輝く太陽のイメージで、観光のハイシーズンも春から夏にかけての暑い季節ですが、冬のイタリア古都ローマの冬は本当に魅力的です。
ローマの中にある、カトリックの総本山、バチカン市国。12月から1月初旬まで、「ナターレ」と呼ばれるクリスマスシーズンに入ります。
サンピエトロ広場はライトアップしていますが、ロンドンのカウントダウンの時のイルミネーションや、東京のような派手さで圧倒されるイルミネーションではなく、厳かな雰囲気が漂う大人な雰囲気のライトアップを見ることができます。
また、ローマの街にはたくさんの噴水が点在していて、ハイシーズンの夏はどこも人でごった返しています。大人気のトレビィの泉も黒だかりの人で夏は溢れていますが、冬は静かで、その美しさをゆっくり堪能することができます。
サルディ
観光シーズンとしてはオフシーズンのイタリアですが、日本と同じく年始セールはやります。イタリアのセールはサルディ呼びます。ローマの冬のサルディは1月から2月ですので、年始に行けば、まだまだ品ぞろえも豊富で、お得な品を見つけることができます。
イタリアと言えば、ファッションの国。日本にはないプリントの服や、靴やバック等の革製品が有名です。
年末年始ヨーロッパ旅行注意点
年末年始のヨーロッパ旅行では注意点があります。
天候の影響を考えておく
澄み切った空気に、おとぎ話の世界に来たかのような石畳の建物にイルミネーション、これが冬のヨーロッパの魅力ではありますが、年末年始のヨーロッパは極寒。
雪や強風などで、飛行機が欠航になったり、オプショナルツアーの延期もあります。
レストランの予約はしっかり
イギリスはあまり食の人気はありませんが、(個人的に私はイギリスのフィッシュ&チップスが大好きなのですが、世間的には人気が無い)、フランスやイタリアにいくなら、美味しいものを食べたいと、旅のメインに食事を入れている人も多いいでしょう。
しかし年末年始のディナーは大変混雑しています。ヨーロッパの人は、クリスマスは家族と家で過ごし、年末年始は外でワイワイ過ごすパターンが主流です。日本と逆ですね。
年末年始に、食事を予定している人は、必ず予約を事前に入れておきましょう。
元日は確認しておきましょう
クリスマスはどこもお休み、年末年始はバーゲンもやっているとお伝えしましたが、1/1はイタリア、フランスでは国民の祝日となっています。
公共交通機関も祝日運行、お店も祝日休みのお店は、閉まっています。場合によってはオプショナルツアーも1/1はやっていないということもありますので、1/1の行動には注意が必要です。事前に調べて行動しましょう。
緊急連絡先の確保をしておきましょう
緊急事態の時は日本オフィイスに電話をしたいところですが、年末年始は航空会社、旅行会社などのカスタマーセンターはほとんどのところがお休みです。
また、現地のオフィイスも31日、1日はお休みのところもあります。ホテルや、オプショナルツアーのトラブル、フライトの欠航などのトラブルが起きたときに緊急対応が難しい時期になります。
祝日の時の緊急時はどうしたらよいのか、あらかじめ考えておきましょう。
寒さ対策はしっかりしましょう
ヨーロッパの冬は本当に極寒です。石畳だからか、雪があまり降らないロンドンでも、底冷えは日本よりも厳しく感じます。
しかし、セントラルヒーティングが主流のヨーロッパなので、レストランやホテルなどの室内は温かいのが一般的。ですので、服装は着脱で温度調整ができる服装がお勧めです。
薄手のカットソーなどの上から、ダウンジャケットや、マフラーや帽子、手袋でしっかり防寒対策していくのが良いでしょう。
また、使い捨てカイロを持っていくのもおススメです。そして、足元から冷えていくのが、ヨーロッパの特徴。厚手の靴下や、足専用カイロ等で対策をしましょう。
靴は機能性重視
石畳の歩道が多いヨーロッパ。冷え込む朝晩の石畳は、氷が張っています!!
歩きなれていない日本人は、この石畳を歩くのに苦労します。凍結防止の砂利や砂をまいている所もあるぐらいですから。
スノーブーツや、トレッキングシューズなど、滑りにくく、加工された靴を履いて観光しましょう。
しかし、ドレスコードも気になるヨーロッパですので、ディナーや観劇鑑賞に行く時は、靴を履きかえ、無理をせずにタクシーを利用しても良いでしょう。
年末年始ヨーロッパ旅行 まとめ
クリスマスの雰囲気も残るヨーロッパの年末年始旅行。日本とは全く雰囲気の違うよー立派の国々で新年を迎えると、まったく違った新しい一年が始められそうな気分がします。寒さ対策をして、ヨーロッパ旅行に行ってらっしゃい。